分かちあう事、そして共感できる仲間が私達にできて心より感謝

薬物依存症のタケヤンです。

私は17歳からシンナー、覚醒剤他色々な薬物を使用しながら生きてきました。

薬を使いだした目的は好奇心からですが、歳を重ねるごとに使い方が変化し、その年齢に合わせて薬は私に対して様々な事をコントロール不足にしていきました。今もなお、クリーンでいても自分自身をコントロールできない様に操り、精神的にも肉体的にも不自由を感じ、苦しい、辛い、と思う時間が一日に何度も襲ってきます。そんな状況に陥ると、自分を取り戻すのに必死になり、疲労困憊してしまいます。不眠症にも悩まされ、うまく眠れない夜は不安と戦って疲れ切ってしまいます。精神薬や睡眠薬を服用しても効果がないと感じることが多い為、困り果てている状況の中で日々生きています。

それでも私は今回が薬物を断つための最後の与えられたチャンスだと思っています。 また薬物を使う自分に戻り、自分自身をコントロール不可能にするのか、回復のチャンスを手放さずにコントロールできるようになるのか・・・。少なくともこのニュースレターを木津川ダルクのタケシさんに頼まれて受けたという事は、頼まれたから書くというより、今の私の気持ちを文字にすることにより、自分自身を見つめ直すチャンスを手渡してくれたと受け止めており、心より感謝しています。

うまく皆様に私の今の心境が伝わるか分かりませんが、クリーン4カ月の私の今を少しでも共感していただけたら幸いです。

私は覚醒剤において6度の逮捕を繰り返し、今回6度目の逮捕の後、実刑2年、執行猶予5年、保護観察付きの処分を受けている最中です。今は木津川ダルクに通所しながらNAにつながり、ミーティングに参加して回復に向けて日々の生活を送っています。

今まで3度の服役を繰り返す中で、薬物更生施設の事を知ってはいましたが、薬物依存者の集まりの中に入って更生に向けていく事は私にとっては理解できず、そんな所へ行かなくてはならないほど自分自身は落ちぶれていないし、そんな所へ行っても逆にまた薬が欲しくなったり、悪い付き合いが始まって大した効果も得られない、と決めつけていたのでまったく興味が湧きませんでした。そんな状態の中で今日まで薬を使用し、逮捕され、服役を繰り返していく生活でした。仕事は大型車に乗りながら生計を立てていましたが、薬を使用しながらの仕事だったため長続きしなかったり、仕事に対しての一番の後悔は、自ら自営として立ち上げた会社を潰し新築の一軒家を手放し、一家離散になってしまった事です。失ったものは他にも数え切れませんが、すべてにおいて薬物を使用していた事により起きた出来事だと自覚するに到っております。

3度の離婚を繰り返し現在の妻と22年の結婚生活を送っていますが、出会った時から今日まで妻と共に覚醒剤を使用しながらの生活を送り続け、今回私が6度目の逮捕にして妻も一緒に逮捕されるという、恐れていた事態が起きてしまいました。いつかはこうなると分かっていたのに薬をやめられずに過ごしていたのですから、家族・友人・知人に最大の絶望と信用・信頼を失う事も与えたのは言うまでもありません。後悔などという言葉は私達夫婦にはおこがましい言い訳でしかなく、後悔をしたと言い訳するつもりはありません。友人に私達は崖っぷちではなく、崖から落ちてると言われて返す言葉もありませんでした。

今回、保護観察という処分をいただき、観察所から市が行っている薬物更生プログラムに参加してみてはどうですか?と言われました。今回は夫婦二人での逮捕でしたので、今までの様に私一人ならその言葉の真剣な受け止めも浅かったと思いますが、今回は心から薬をやめなくてはならない、と妻と心に決めたので私はこのプログラムに参加しようと決めました。プログラムに参加して私の心がざわつきました。みんな楽しく過去の話や今の心の変化、そして伝わりやすく仲間同士で語り合い、初対面の私に対して何の壁もなくすんなり受け入れてくれ、私の話を真剣にそして共感しながら聞いてくれました。

そしてプログラムが終わった時に声をかけてくれたのが、今私が通所している木津川ダルクの施設長のタケシさんでした。気さくな感じに「今どこかに繋がっていますか?」と言ってくださり、何も分からない私に一度私の施設に来てみませんか?と声を掛けて下さりました。その言葉により後日、木津川ダルクに訪れました。そして私の身の上話をすると、タケシさんは、自分自身が回復する気持ちがあるのならこの施設に足を運んで下さい。そして私に「あなたは実刑にならないし、執行猶予になるし助かります。実刑に行っているよりも施設に通った方が1日も早く回復に向かって歩けますし、他にも回復への道がたくさんありますので、NAのミーティングにも通ってみて下さい。お金も要らないし、あなたが回復したい一心で行動すれば、今までどうにもならなかった事が一つ一つ解決していきます。」と言って下さりました。こんな私に困った顔一つ見せずに話を聞きながら受け答えて下さった事が今も忘れられません。

それから私は施設へ通所しNAミーティングの参加が始まりました。私の裁判に対しての上申書をタケシさんが書いて下さり、裁判当日には、タケシさんをはじめたくさんのNAの仲間がわざわざこんな私の為に、裁判所に足を運んでくれたこ事に無償の愛と優しさを感じました。感謝の気持ちで一杯です。

今、執行猶予5年、保護観察処分、クリーン4カ月です。今までの私達夫婦には4カ月薬をやめる事の出来なかった日数です。これほどダルクやNAミーティングのおかげでクリーンが保たれて健全に生活していられることに喜びを感じています。

今は薬を止められたとは思えませんが、今日だけで精一杯の私達ですが、NAミーティングに参加し続けつながり続けたいと思う気持ちは、回復に向けて歩いている事の証です。

木津川ダルクのタケシさん、ダルクの仲間、NAの仲間が私達を心から受け入れてくれている事が今、私達がクリーンでいられる大きな助けとなっています。まだNAの原理やステップについては理解に欠く所はありますが、ミーティングに通い続けていればクリーンでいられる事は本当だと思います。私たちには最高の治療法なのです。この先、夫婦二人でクリーン生活を続け、タケシさんにこの姿を見て喜んでいただきたいと思っております。分かちあう事、そして共感できる仲間が私達にできて心より感謝しています。

ありがとうございました。

アパリ東京本部ニュースレター

『夏の思い出!』

こんにちは、木津川ダルク スタッフの金銅良明です。皆さんから、ヨシさん〜と呼ばれことが多くなりました。嬉しいことです。

今年は、短い梅雨と猛暑が印象的でした。

7月はじめから、暑い日がジワジワと迫ってきて、酷い暑さは、お盆まで続いている状況であります。現在、木津川ダルク入所9名 通所者1名の状況の中なんとか落ち着いた感じでやっています。

施設での行事としては、名古屋で行われたNA日本コンベンションに施設全員参加して無事に楽しく過ごし帰ってこれたこと喜ばしいことです。

メインスピーカーの話しに涙した入所メンバーもいました。
宿泊したゲストハウスの朝食のパンを待ちわびたのも良い思い出でしたね。

名古屋では、パンにあずきとマーガリンのようで…。
とっても美味しかったです。夜は、宿泊していたゲストハウス近くの銭湯に行ったりと、仲間とのゆったりとした時間を楽しみました。

コンベンションの参加がはじめとのメンバーもいて、「素晴らしい!」、「感動しました」など、いろいろと感想を述べたメンバーがいたことも喜ばしいことでした。

ダメなところ、反省点もありましたが、思い出は、笑える良いことばかりでしたね。

また来年も一緒にコンベンションに行けると良いですね。

8月12日(日)、私のプライベートでサーフィンに行く機会があり、入所メンバーの中から希望者3名と一緒に、和歌山に行ってきました。

お盆なのに、台風きているのに、海に行くのかと、お叱り、注意してくれる方もいましたが、理由は、今年は、私の母95歳が1月30日に亡くなったこともあり、初盆を迎えています。母が亡くなり、月命日には、自宅仏壇のお光を一日中灯す日を続けています。「この時期にサーフィンか」と姉さんから叱られましたが、日頃、自宅にてお仏壇に手を合わせ毎日を過ごしてました。この日もお仏壇のお光を一日中つけて手を合わせてから、自宅出発して和歌山でサーフィンを楽しんでいる自分がいました。一緒に行った3人は、海水浴、シュノーケルを楽しんでリフレッシュして帰りは、和歌山ラーメンを食して、ご満悦の様子でした。メンバー皆んなと協力して、楽しい1日を過ごせました。

時折、母の過去の写真をSNSなどで見ると今でも涙が溢れそうになる時がありますが、けれども悲しみにくずれることなく、木津川ダルクの存在があり、スタッフがいて、入所者がいて、ヨーガ指導の先生、NADAの先生、支援者、自助グループの仲間がいて、たくさんの関わりやつながりに励まされ、勇気と力をもらえているにちがいありません。

亡き母も仲間とサーフィンをしている息子の事を天国で安心して喜んで見てくれているはずです。感謝しています。自分としては、ゆっくりとなんでもない平安な日々を楽しめると良いと思ってます。

これからも木津川ダルクご支援のほど宜しくお願い致します。

アパリ東京本部ニュースレターNo.90

第19回薬物依存回復支援者養成セミナー 「ハーム・リダクションと薬物検査 〜回復のためのDrug Check〜」

第19回薬物依存回復支援者養成セミナー
DARS in 京都・龍谷
19th DARS_チラシ

薬物依存回復支援者養成セミナーDARSも、今回で19回目になります。これまで、国内は、北は北海道から南は沖縄まで、海外では韓国ソウル、タイ・コーンケンなどで開催してきましたが、今回は、初心に戻って、京都・龍谷で薬物検査の効果的な使い方について考えてみることにします。

従来、強制または任意の尿検査は、薬物事犯の捜査手段として用いられてきました。保護観察においても、遵守事項違反者の発見と再犯予防のための威嚇を目的とするランダム検査が行なわれていました。しかし、次第にその目的も、方法も変わっていき、現在は、定期検査によって、薬物を使用していないことを証明し、回復を奨励するための手段として用いられるようになっています。

このような薬物検査の使用方法は、ポルトガルやスペインのようなハーム・リダクション政策を導入した国々で普及しています。しかし、日本では、薬物検査はなかなか定着しません。その原因のひとつは、自己使用が犯罪とされているため、陽性反応が出た場合の対応に関係機関が苦慮していることです。

そこで、今回は、日本における薬物検査の現状と課題を共有し、ハーム・リダクションの視点から、これを捉え直してみることにしました。参加者のみなさんにも、薬物検査を体験していただこうと思います。奮ってご参加ください。

「ハーム・リダクションと薬物検査 〜回復のためのDrug Check〜」

日時:2018年2月17日(土)・18日(日)
場所:第1日目 龍谷大学深草学舎 紫光館4階 法廷教室
京都市営地下鉄「くいな橋」駅から徒歩5分
京阪「深草」駅から徒歩15分
アクセス

第2日目 龍谷大学セミナーハウス ともいき荘
京都市営地下鉄「丸太町」駅より徒歩10分
アクセス

参加費
2日参加:一般5,000円;学生2,500円
1日参加:一般3,000円;学生1,500円
懇親会費:3,500円

*あらかじめ参加を申し込み、全プログラムに参加した方には、DARSの修了書を発行致します。

スケジュール(予定):

第1日目 2月17日(土)13:00〜17:45 龍谷大学 紫光館4階
アクセス

1.企画の趣旨(石塚伸一氏・龍谷大学)
2.ハーム・リダクションと薬物検査
ナビゲーター:森村たまき氏(アパリ)
1)ラテンの国のハーム・リダクション(市川岳仁氏・三重ダルク)
2)薬物検査の法的諸問題(高橋洋平氏・弁護士)
3)薬物検査の意義と目的(尾田真言氏・アパリ)
4)体験・Drug Checkを体験してみましょう
(尾田真言氏・アパリ)

=休憩=

3.「薬物検査なんか怖くない」(近藤恒夫氏・日本DARC)
4.質疑応答(参加者全員)
5.まとめ ~17:45

懇親会 18:00〜20:00
中国料理 鳳麟 https://horin.gorp.jp/

第2日目 2月18日(日)9:30〜15:30 ともいき荘・研修室
アクセス

1.“えんたく”〜薬物検査の現状と課題
司会:丸山泰弘氏 (立正大学)
登壇予定者:長谷川直実氏(医療の現場から)
生駒貴弘氏(保護観察の現場から)
齋藤仁氏(警察〜取締りの現場から)
蜂谷嘉治氏(警察〜支援の現場から)
坂厚志氏(麻薬取締の現場から)
加藤武士氏(木津川ダルク〜受入れ施設の現場から)
薬物検査経験当事者(当事者の立場から)

2.ランチ・ミーティング(ポスター・セッション)
3.コメント(ファースト・テーブル)
4.分かち合い 〜問題の共有〜
5.クロージング・セレモニー ~15:30

お問合せ:アパリウエスト 木津川ダルク 0774-51-6597
E-mail:info@apari-west.org

主催:JST/RISTEX(社会技術研究開発事業)安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築「多様化する嗜癖・嗜虐行動からの回復を支援するネットワークの構築」(ATA-net)研究代表・石塚 伸一(龍谷大学教授)

後援:龍谷大学犯罪学研究センター/龍谷大学矯正・保護総合センター刑事司法未来プロジェクト

アディクション・リカバリー・サポート・センター(仮称)設置基金 12月末日進捗状況

寒に入り寒さひとしお厳しくなってきました。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

さて、日中支援の場を設置するために、アディクション・リカバリー・サポート・センター設置基金をお願いしております。

12月末日までに、43件 443,000円 集まりました。
引き続きご寄付をお願いしております。
よろしくお願い致します。


依存症や嗜癖行動は回復が可能であり、新しい生き方を手にすることができるという事実は、社会の中でほとんど知られていません。当事者や家族の人たちにもよく知られていない状況にあります。

そして、社会にはこれらの依存症や嗜癖行動に対する無知と偏見が少なからず存在しており、そのため当事者には「恥」の概念があり、回復が信じられず、回復の道につながるきっかけが得られず、長いあいだ病気や困難を抱え続け、あるいは悪化させていき、やがては死んでいく人たちも無数にいます。

アルコール・薬物依存者回復支援のスキームを他の依存者や嗜癖行動者にも提供し回復支援を行い、また、当事者、家族、関係者、地域社会、民間支援団体などが緩やかにつながる回復支援センターを目指します。

これまでアルコール・薬物依存問題に取り組んできた経験から生まれた実践活動の汎化をめざすモデルです。わたしたちは、アディクションは「孤立」のもたらす病(やまい)であると考えています。これからの回復のためには、様々なアディクション当事者と関係者がつながり地域社会の人びとや社会との関係性を再構築していく必要があります。

回復のためのプログラム、役割や出番がもつ意味、スポーツや文化活動の取り組みなど、孤立からの脱出の手段と機会、重要な他者との関係作り等に焦点をあてることでリスク管理中心の治療や更生ではない、その人らしい当事者主体の回復を目指します。


1 アディクション・リカバリー・サポート・センター設立、運営
概要
依存症の回復を総合的に支援する場が京都府下に存在しないために、日中の活動の場である回復支援センターの基盤として京都府南部山城地域に開設する。
(1)物品購入
電化製品・コピー機など事務用品・消耗品等を購入。
(2)依存症回復支援センター運営
運営と基盤整備あたり臨時職員(相談員等)としてアルバイトを雇う。
(3)周辺地域の事業所とも綿密な連携をとり活動する。


寄付金目標額  500万円
設置場所 京都府山城地区

【内訳】
物件借上げ費用 100万円
設備整備費用 150万円
障害福祉サービス事業指定報酬による運営までの維持費 200万円 (約4ヶ月)
予備費 50万円

第1期募集期間
2017年9月1日~12月31日


クレジットカードでも、ご寄付をしていただけます。
APARI WEST SHOP

- ご寄付振込銀行口座 -
京都銀行 木津支店 普通口座
口座番号:3765453
口座名:木津川ダルク 代表 加藤 武士
(キヅガワダルク ダイヒョウ カトウタケシ)

- 郵便振替 ー
(口座番号)00910 – 2 – 202402
(名義)木津川ダルク


また、日用品や食料品などが不足しております。ご家庭で余っている物品などがありましたら、ご献品いただけると非常に助かります。(米、味噌、乾物、調味料など。洗剤、石鹸などの日用品など。)
皆様どうかよろしくお願いいたします。

送付先
619-0214
京都府木津川市木津内田山117
NPO法人 アパリ 木津川ダルク
TEL: 0774-51-6597

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

昨年は激動の一年でした。何が激動かというとアパリは経済的に不安定な時期でありました。

そんな中、皆様方の暖かいご支援と励ましのおかげで、新たな一年を迎えることができました。本当にありがとうございます。

さて、アパリの活動は国内外の依存者の支援へとグローパルに拡がってきました。

昨年はタイ、フィリピン、韓国での活動、プラハへは国際学会、様々な支援・研究活動を行ってきました。

アパリの活動は、ごくわずかな人材で多くの国々との交流を果たしています。

韓国の麻薬退治センターとの業務提携も継続中で韓国ダルクはソウルに続き、釜山に設主されます。

I cannot, but we can.

私たちは一人ではできないけれど、みんなでならできるのです。

日本はいろいろな問題を抱えています。

世の中はどちらかというと戦争ムードになっているようです。

私たちはいつも中立性を保ち、平和に向けたメッセージをアパリを通じて発信してゆきたいと思います。

微力ながら、アジア太平洋の依存者の皆さんのお役に立てるようアパリ一同、歩んでまいりたいと思います。

ただ平和であることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

2018年も宜しくお願い申し上げます。

理事長 近藤 恒夫

アディクション・リカバリー・サポート・センター(仮称)設置基金 11月末日進捗状況

師走の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。

さて、日中支援の場を設置するために、アディクション・リカバリー・サポート・センター設置基金をお願いしております。

11月末日までに、34件 302,000円 集まりました。
引き続きご寄付をお願いしております。
よろしくお願い致します。


依存症や嗜癖行動は回復が可能であり、新しい生き方を手にすることができるという事実は、社会の中でほとんど知られていません。当事者や家族の人たちにもよく知られていない状況にあります。

そして、社会にはこれらの依存症や嗜癖行動に対する無知と偏見が少なからず存在しており、そのため当事者には「恥」の概念があり、回復が信じられず、回復の道につながるきっかけが得られず、長いあいだ病気や困難を抱え続け、あるいは悪化させていき、やがては死んでいく人たちも無数にいます。

アルコール・薬物依存者回復支援のスキームを他の依存者や嗜癖行動者にも提供し回復支援を行い、また、当事者、家族、関係者、地域社会、民間支援団体などが緩やかにつながる回復支援センターを目指します。

これまでアルコール・薬物依存問題に取り組んできた経験から生まれた実践活動の汎化をめざすモデルです。わたしたちは、アディクションは「孤立」のもたらす病(やまい)であると考えています。これからの回復のためには、様々なアディクション当事者と関係者がつながり地域社会の人びとや社会との関係性を再構築していく必要があります。

回復のためのプログラム、役割や出番がもつ意味、スポーツや文化活動の取り組みなど、孤立からの脱出の手段と機会、重要な他者との関係作り等に焦点をあてることでリスク管理中心の治療や更生ではない、その人らしい当事者主体の回復を目指します。


1 アディクション・リカバリー・サポート・センター設立、運営
概要
依存症の回復を総合的に支援する場が京都府下に存在しないために、日中の活動の場である回復支援センターの基盤として京都府南部山城地域に開設する。
(1)物品購入
電化製品・コピー機など事務用品・消耗品等を購入。
(2)依存症回復支援センター運営
運営と基盤整備あたり臨時職員(相談員等)としてアルバイトを雇う。
(3)周辺地域の事業所とも綿密な連携をとり活動する。


寄付金目標額  500万円
設置場所 京都府山城地区

【内訳】
物件借上げ費用 100万円
設備整備費用 150万円
障害福祉サービス事業指定報酬による運営までの維持費 200万円 (約4ヶ月)
予備費 50万円

第1期募集期間
2017年9月1日~12月31日


クレジットカードでも、ご寄付をしていただけます。
APARI WEST SHOP

- ご寄付振込銀行口座 -
京都銀行 木津支店 普通口座
口座番号:3765453
口座名:木津川ダルク 代表 加藤 武士
(キヅガワダルク ダイヒョウ カトウタケシ)

- 郵便振替 ー
(口座番号)00910 – 2 – 202402
(名義)木津川ダルク


また、日用品や食料品などが不足しております。ご家庭で余っている物品などがありましたら、ご献品いただけると非常に助かります。(米、味噌、乾物、調味料など。洗剤、石鹸などの日用品など。)
皆様どうかよろしくお願いいたします。

送付先
619-0214
京都府木津川市木津内田山117
NPO法人 アパリ 木津川ダルク
TEL: 0774-51-6597

茨木市人権学習会を終えて

昨日は、茨木市人権学習会での講演をさせていただきました。
参加者は少なめでしたが、質疑応答の時間も押すことなくさまざまなご質問にも答えることができました。

少しづつ依存者の回復を支えられる地域社会になっていく事を願っています。

茨木市ではこれまでも何度か呼んでくださっておりありがたい限りです。

当日資料
2017.09.13_茨木人権学習会_印刷用6_2

日頃よりNPO法人アパリ 木津川ダルクを応援してくださっている皆様へ

私たちの大切なことは組織であって組織でない。非営利ですから利益を上げることを目的としませんが、必ずしも無償のボランティアではありません。専従のスタッフを雇用し、会費で支える会員がいて、個人や団体のご寄附や民間の助成金、行政の委託事業なども得て、薬物依存者回復支援サービスを提供していくことが役割だと考えています。

「アパリウエスト・木津川ダルク」は、そのような薬物依存者を、家族も含めて支援するために、医療機関や司法機関と連携し、今後、障害福祉サービス事業における生活訓練施設設置を進めます。

どうか、新たな活動を支えていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

クレジットカードで、ご寄付をしていただけます。
APARI WEST SHOP


設置場所
京都府南部

障害福祉サービス事業における生活訓練施設設置初期費用
総額 500万円

【内訳】
物件借上げ費用 100万円
設備整備費用 150万円
障害福祉サービス事業指定報酬による運営までの維持費 200万円 (約4ヶ月)
予備費 50万円

第1期募集期間
2017年9月1日~12月31日

他の入金方法
郵便振替
(口座番号)00910 – 2 – 202402
(名義)木津川ダルク


 

2017年度アダプト・プログラム助成制度決定

この度、公益社団法人食品容器環境美化協会様より
アダプト・プログラム10万円の助成を受けることが出来ました。
ありがとうございます。

日頃、木津川ダルク駅周辺の清掃作業をしておりましたが、掃除用具などの購入資金を助成して頂けることとなりました。
これからも更に地域のクリーン活動を行ってまいります。
よろしくお願い致します。

特定NPO法人 アパリ 木津川ダルク
登録自治体:木津川市まち美化推進課
アダプト・プログラム名:木津川市アダプト・プログラム
木津川市アダプト・プログラム

経済的格差が裁判での権利格差を生んでしまっている

今日の大阪地裁の裁判は珍しいケースだった。

生活保護を受けていた被告人に親戚が保証金を出して全国弁護士協同組合連合会から保釈金を借りて、保釈を取り、木津川ダルクに入所、生活保護の受給を受け裁判を受けました。

しかし、この保証金を用意できない被告人が圧倒的に多い。
経済的格差が権利まで奪われることのないようなケースが増えることを期待しています。

経済的格差が裁判での権利格差を生んでしまっている状況は良くありません。

刑務所を出所してから治療やリハビリを受ければ良いという事も言われますが、それでは効果が低くなってしまいます。
また、病気や障害を持つものが受刑するということは、治療を受ける権利やリハビリを受ける権利も奪わられるという二重の罰が課せられる事になります。

刑務所での矯正教育というのは幻想だと思っています。
受刑で矯正教育が成功しているのではなく、逮捕後、再犯を犯さないものは、逮捕や裁判にかけられることによって、身近にいる健康的な他者とのつながりのなかで問題の本質と向き合えたものが再犯を繰り返さずにいると思います。

再度の執行猶予保護観察付きが一番良い選択だとは思うのですが、裁判長の英断はあるのだろうか?!

全国弁護士協同組合連合会の保釈保証書発行事業とは、貧富の差による不平等をなくし、被告人の人権を守るための事業です。

逃亡や証拠隠滅の可能性が低く保釈可能な被告人でも、保証金が用意できなければ、身体を拘束され続けるしかありません。全弁協の提唱する保釈保証書発行事業では、担当弁護人の申込に基づき全弁協が保証書の発行を行い、万一の際の保証金の支払いは全弁協が行います。組合がリスクを負うことで弁護人個人へのリスクをなくし、「保証書による保釈」を機能させ、資金の乏しい被告人にも平等に保釈の機会を与えるのがこの事業の狙いです。