アパリ・ウエストの取り組み

2000年に、NPO法人アパリを設立し、国境を越え、既存の医療・司法システムの考え方にとらわれず、当事者(アディクション問題を抱える本人や家族)のニーズを中心として、休息が必要な人には休息を、知識が必要な人には知識を、仲間が必要な人には仲間を、必要な時と場所でプログラムを作り、必要な人に提供してきました。

また、刑事司法手続全般における支援活動において、保釈中の刑事被告人に対する薬物研修プログラム、受刑中の身元引受ならびに仮釈放時のスムーズな回復施設への入所など、再発防止に向けた各種取り組みを先進的に行っています。他にもアディクションの予防・回復支援に必要な情報発信、人材の育成、ネットワークの構築を目指し活動してきました。

私達はこれにとどまらず、次世代のTC(セラピューティック・コミュニティ:治療共同体)及びプログラム、人材育成と回復資源のあり方に関し、様々な分野のリーダーが定期的に集い、関係者が継続的にスクラムの輪を広げていくことの重要性を確信するに至りました。

そこでNPO法人アパリは、さらなる事業展開のため、「APARI WEST」の設置を決めました。「APARI WEST」は、DARCプログラム改善のために調査研究、次世代スタッフ教育を行い、これらを通じて司法、福祉、医療、心理、教育との連携を強めるとともに人のつながりを深め、ともに交流し、学び、研鑽し、さらなる向上とその成果の地域社会への還元を図ることとしました。 NPO法人アパリならびに「APARI WEST」をよろしくお願い申し上げます。

理事長 近藤 恒夫

最新記事

薬物依存からの回復には、共に歩んでくれるパートナーの存在がとても大切である。 
1980 年、札幌地裁 16 号法廷で執行猶予判決を受けた私はその日から、今は亡きロイさんと二人三脚で回復の道を歩み始めた。ロイさんがいなければ私の回復はなかっただろう。 
薬物依存者の多くは大きなハンデを抱えている。教育、雇用に堪えるだけのスキル訓練、それらのサポート無しに、一人で問題に立ち向かうことは不可能に近い。 
今日本には、約 80 ヵ所のダルクがある。それだけたくさんの回復の可能性があるということだろう。 
近藤 恒夫 

日時:2015年5月23日(土)13:00 ~ 24日(日)~17:00 
これからの回復支援 ~ダルクの向かう未来~ 第2回 北九州
 場所:北九州市立男女共同参画センター  http://www.kitakyu-move.jp/ へのリンク
 北九州チラシPDFファイル

日時:2015年6月27日(土)13:00 ~ 28日(日)~17:00 
これからの回復支援 ~ダルクの向かう未来~ 第3回 仙台 
 場所:仙台弁護士会館  http://senben.org/location へのリンク


プログラム
1日目
13:30 ~ 14:00 MESSAGE 長崎ダルク/中川 賀雅
14:00 ~ 16:00 カイフク について
        回復とは 木津川ダルク/加藤 武士
        回復の主体性 三重ダルク/市川 岳仁
        回復の独立性 仙台ダルク/飯室 勉
        回復の役割分担 東京ダルク/幸田 実
16:30 ~ END パネルディスカッション 「回復の多様性」

2日目
09:30 ~ 10:30 ジッセン について
        初期施設 日本ダルクAH/山本 大
        リハビリテーション 栃木ダルク/栗坪 千明
10:45 ~ 11:45 レンケイ について
        医療との連携 千葉ダルク/白川 雄一郎
        司法との連携 北海道ダルク/森 亨
        地域福祉との連携 三重ダルク/市川 岳仁
13:30 ~ 14:00 ウンエイ について
        施設運営 山梨ダルク/佐々木 広
14:30 ~ 16:00 パネルディスカッション「これからの回復支援: ダルクの向かう未来」
16:00 ~ 16:30 Q&Aマトメ
16:15 ~ 16:30 アパリ理事長/近藤 恒夫